はすみとしこ氏編著の単行本の一部を執筆しています。
連れ去られた子の心理、連れ去られた親の心理、連れ去った親の心理について 書かせていただきました。

裁判所が個別具体的に適切に判断しているならば、諸外国との面会交流頻度の差を見る限り、諸外国では個別具体的に適切な判断をしていないということを示しているということでしょうか?

初めから意図されて構築された利権ビジネスであるか否かはわかりませんが、日本で婚姻中に一方の親が子が連れ去り、他方の親が子と会えなくなる事態には、警察・裁判所を含む大きなシステムの不備が存在することが本著では指摘されており、子を連れ去られた当事者の方には、その裏側に何があるのかを知ってもらう上でとても分かりやすく書かれていると思います。

担当執筆部分では、それぞれの立場の心理について解説しています。特に子を連れ去られた当事者の方は、メンタルヘルスについての該当部分を読んでいただき、ご自分に何が起きているのかを理解していただければ、予防・改善対策をとれることと思います。