A.連れ去り以前の相手方との関係はいかがだったでしょうか?日常的な夫婦げんかや冷め切った関係が続いていたのであれば連れ去りの可能性が考えられます。まずは相手方のご実家に一時的に帰省されている可能性がありますからご確認してみて下さい。ご友人等に聞いても誰も本当にに知らないという場合、相手方とお子さんも合わせて誘拐された可能性も否定できません。その場合、相手方のご実家に誘拐された可能性について警察に届ける旨ご相談してみて下さい。

子どもの連れ去りの場合、通常は戻らないことを想定していますから、着替えやその他の家財道具や通帳等を持ち出しています。母が子を連れ去る場合、事前に女性センター等に相談するケースが多く見られます。母の話のみを一方的に信じて離婚を勧める相談員も少なくありません。「確保できる現金を可能な限り持ち出す」「通帳・保険関係書類も持ち出す」「警察にDV相談をしておく」「怪我をしたら何でもいいから写真を撮っておき、病院に行ってDVによるものと言って診断書をもらっておく」「夫婦喧嘩になったら録音しておく(不都合な発言は切り取ればいい)」等の助言を受けている場合、用意周到な連れ去りの可能性が高く、すでにシェルターやウィークリーマンション等に逃げている可能性があります。