A.虚偽DVははっきり言って「言ったもの勝ち」「早い者勝ち」「女性の勝ち」です。虚偽DVを主張された側は失うものがとてつもなく大きいのですが、申し立てた側の虚偽がバレたとしても10万円の罰金に留まります。しかもモラハラ等の発言であれば、「言っていない」ことの証明は限りなく難しくなります。申し立てる側は虚偽の日記を付けるだけで「言った」と主張しますが、言われた側は「言っていない」と主張するだけでは信じてもらえないのが法的な問題点となっています。

その場合、相手方が虚偽を主張するような人物であるとする主張や、相手方が言っていることの矛盾点、相手方の他の言動から子どもへの悪影響を主張する必要があります。その際に臨床心理学的な知識が必要になります。